二極化する士業 

2020.06.11


二極化する士業

本日は、今後の士業の役割
についてお話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見れない方は下記を
ご覧ください。

――

今年に商業出版を
予定しているため、
先日、出版社の方と
打ち合わせをしていました。

その中で
士業の世の中の
役割について
話題になりました。

出版社の方は、

士業はコロナの影響で
助成金とか補助金、融資
などで経営者に頼られる
ことが益々多くなったのでは?

と仰っていました。

確かにそういう士業の
方も多いです。

ですが、私は、

「う~ん」

と思いました。

士業は今後
ますます二極化する
と思います。

二極化と言うと、よく

売上が上がっている士業と、
そうでない士業

みたいな分類を
されます。

ですが、
私が思う二極化とは、

確認だけをさせられる士業と
頼られる士業

に分かれると
思います。

どういうことか?

今、世界No1のコンサル
会社(問題解決している)
はどこか知っていますか?

それは、

Google

です。

何か問題が起こった時、
ほとんどの情報は、
Googleで検索すると
世界中から情報を
集めることができます。

今の時代、経営者の方は
問題を認識したら、
まず検索します。

そして、
ほぼ100%の回答が
出てきます。

士業領域では、100%開示
はあまりなく、70~80%ぐらい
の情報が載っていますかね。

※内容によりますが・・

ですが、調べた人間から
すると、

「なるほど。この問題には
 こういう解決策が
 あるらしいぞ」

と、大体の解決策が
分かってしまいます。

もしくは、分かった気で
います(笑)

しかし、ネットで調べた方は、
ネット情報だけでは多少不安
なので、最終確認のため、
実際の士業から情報が欲しい

という方が多いです。

そうなると、
士業に払うお金は
できるだけ安くしたい
と思うのは心理が発生します。

なぜなら、残りの20~30%の
確認だけだから、そんなに費用
掛からないだろうという心理。

一方。
全くのゼロ状態で
士業と出会い、

問題に気づかされた
結果、

「全部先生に任せます!」

という経営者もいます。

今後は、誰もが知っている
問題とか、時流なものは、
前者の確認だけとか、
先方でやってしまう
ということが多くなります。

全くゼロから
ソリューションを
するというのが、
減っていくのかなと
思います。

ただ、確認だけを
するのではあれば、
儲かりませんよね?

どうすればいいのか?

ここで必要になってくるのが、

コンサルティング

です。

例えば、相手が
知った気でいる
問題点について、

実はもっと深い
問題があるんですよ

と気づかせて
あげたり、

「一般的には、
 おっしゃる通りですが、
 御社の場合、
 こういうケースも
 考えられます。」

など、
相手が気づいていない
問題点を指摘することが
大事になります。

逆に言えば、

「確認だけが欲しいので
 できるだけ安くして」

というお客さんは
こちらからお断りする
ということが大事です。

このように、
士業は今後、
コンサルティングの
アプローチが必要に
なってきます。

そうでないと、確認作業だけ
をさせられる士業になって
しまう可能性があります。

今回、お話しした、

確認作業だけさせられる士業と
頼られる士業の違い

などは、本に書く予定です。

ただ、コロナの影響で
秋以降に発売がズレ
込みそうです。

下手したら、出版自体
なくなるかも・・

ですので、7月8月ぐらいに
無料のセミナーか研修会を
実施して、上記内容を
盛り込んでいきたい
と思います。

研修会の告知は、
近々メルマガでしますので、
楽しみにしておいてください。
 

ご参考になれば、幸いです。

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