事例:月額5万で相談サービスを売る方法


事例:月額5万で相談サービスを売る方法

先日、面白いサービスを
見つけました。

その名も

「WEBマ助太刀」

どういうサービスかというと

月額5万円から
WEBマーケティングの
プロになんでも相談できる

というサービスみたいです。

どんな内容か見てみると

1.WEBマーケティングに
 関することは何でも相談可能

2.WEB戦略全体の
 設計相談が可能

3.初心者WEB担当者様の
 研修支援が可能

4.競合分析・競合調査が可能

と、まー、かなり
手厚くなんでもやってくれます。

で、そもそもこのサービスは
どうして生まれたのか?

それはお客さんのこんな声
からでした。

「内製化に向けて
 相談できる相手が欲しい」

「マーケティングをやりたいけど、
 専任を置くほどコストをかけたくない」

「これでいいのか?
 と悩むことも多いので
 プロの意見を聞きたい」

このような相談が多かったので
サービス化にいたったそうです。

このサービスを聞いた時、

「あれ?これって士業に似てるな」

と思いました。

内容は違いますが、
士業の顧問サービスも

労務、税務など専門的なことに
関してはなんでも相談可能

でしょうし、

どんなニーズに
対応するかと言えば、

「社内や財務の問題について
 法律のプロの意見が欲しい」

というニーズに対応するわけです。

ですので、
非常に形は近い。

ただ、、、

WEBマ助太刀
は月額5万円なのに対して

士業の顧問サービスは
そんなに高くありません。

どうしてこんなにも
単価が違うのでしょうか?

理由は単純です。

WEBマ助太刀は
コンサルと比較しているから

です。

この会社のホームページに
こんなことが書かれてました。

=====
一方で、販管費を多く
かけられない中小企業が、
WEBコンサルティング費用
として毎月何十万、何百万
という金額を負担するのは
難しいというのが現実です。
=====

つまりこういうことです。

コンサル=何百万

一方、

Webマ助太刀=月5万

あなたはどっちを
使いますか?

というように、
お客さんの比較対象を
バカ高いコンサルにすることで、

月額5万という金額を
安く見せています。

このように、お客さんに
何と比べて欲しいかを
明確にすることはむっちゃ
大事です。

士業の顧問サービスは
あまり比較対象がありません。

せいぜい、前の顧問との
比較ぐらいではないでしょうか?

なので、前の顧問より
安いのか高いのか?で
比べられます。

ただ顧問サービスを、
例えば

労務・財務に詳しい
社員を雇う

ことと比較すると
どうでしょう?

あなたほどの知識と
経験を持っている人を
社員として雇おうと
思ったら、最低月40万ぐらい
出さないと来てくれませんよね?

それを月5万である意味、
雇えると考えると、
5万は妥当な金額になります。

このようにちょっとした
伝え方の違いで価格は
変わってきます。

もし、あなたが
これから顧問サービスを
高く売りたいと思っているなら、

何と比べられたら
安いと感じてもらえるか?

を考えてみてはいかがでしょうか?
 

ご参考になれば幸いです。

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