社長を動かす!社労士が身につけるべき「説得の3つの技術」 

2025.10.31


社長を動かす!社労士が身につけるべき「説得の3つの技術」

今日は、顧問先の社長が
「なるほど、それならやろう!」
と動き出す

そんな“説得の技術”を3つ、
厳選してお届けします。

私たち社労士が
どれだけ正しい提案をしても、
それが社長に響かなければ、
現場は動きません。

大切なのは、
「伝え方」にあります。

以下の3つの視点を
意識するだけで、
提案の通りやすさが
ぐんと変わります。

●1.数字・事例・比較で
「損得」に訴える
――――――――――
社長は感情ではなく、
基本的に“損得”で
判断します。

ですから、
助成金やリスク回避の話は
「金額」や「他社事例」を
交えて伝えましょう。

例1.
この制度を使えば、年間で
120万円浮きます。

例2.
同業他社のA社は導入後、
求人応募が1.8倍に増えました。

“金額”と“他社比較”が入ると、
一気に話が現実味を帯びます。

●2.社長の「目的」に寄せる
――――――――――――
私たちは制度や法律のプロ
ですが社長は「経営の成功」
が関心の中心です。

「制度がどう役立つか」

ではなく、

「社長がやりたいことに
 どう貢献するか?」

で話すのがポイントです。

例1.
この人事制度は、
“辞めない社員を増やしたい”
という目的に直結しています。

目的に寄り添うことで、

「これは自分のための提案だ」

と感じてもらえるのです。

●3.未来を“可視化”する
――――――――――――
制度の説明で終わらず、
その先の“未来の変化”を
描いてあげることで、
社長は行動しやすくなります。

例1.
半年後にはこういう評価会議
が開かれ3年後にはリーダー
が育ち社長が現場に張りつく
必要がなくなります

社長が頭の中で
“未来のイメージ”を描けると、
決断が早くなります。

さて、この3つうち、
社労士にとって最も強力なのは
何だと思いますか?

それは、

「数字で伝えること」

です。

なぜか?

それは、

社長は“感情”より
“根拠”で動くから

です。

社長の多くは、
日々「意思決定」を
迫られる立場にあります。

そしてその意思決定は、
基本的に「直感×根拠」
で行われます。

ここで社労士が
“制度の必要性”や
“コンプライアンスリスク”を
いくら熱弁しても、

それが
「感覚的」な説明だけでは、

「うーん、それはうちに
必要なのかな?」

と流されてしまう。

しかし数字が入ると
話は一変します。

数字は「判断材料」であり
「説得力そのもの」です。

社労士の提案は“抽象的”
に見えやすいからこそ、
数字が効きます。

たとえば、

「離職率が10%改善すれば、
 年間〇〇万円の採用コスト
 が削減されます」

「5年後に社員の60%が
 60歳以上になり、
 賃金カーブのピークが
 重なります。
 このまま昇給を続けると、
 人件費は年1,200万円
 ずつ増加します」

「この2年間に採用した
 社員のうち1年以内に
 昇格・昇給した割合は●%
 逆に何も変化のない人は
 離職リスクが高い傾向に
 ありますね」

など。

このような数字(データ)を
示すことで説得力が
全然違います。

これこそが最近、
注目を集めている

人事データの活用

です。

ですが、
中小企業でどうやって
人事データを集めれば
いいのか?

また、人事データを
活用するイメージが
沸かない・・・

というのが本音では
ないでしょうか?

そこで朗報です!

なんと、人事データの活用の
やり方を1冊の本にまとめた
方がいます。

その本はAmazonで1100円で
販売予定なのですが、
攻める!士業メルマガ
読者の方は

特別に
無料でプレゼントしていい

と回答をいただきました。

詳しい本の内容はというと・・

本日は長くなりましたので、
明日詳しく説明いたします。
 

ご参考になれば幸いです。

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