自分の強みを見つけるのにこんな間違いをしていませんか?

2022.01.17


自分の強みを見つけるのにこんな間違いをしていませんか?

士業のあなたにとって
最大の悩みは、

「差別化できない」

ということではないでしょうか?

「差別化しないと、
 お客さんから選んでもらえない」

「でも、差別化しようにも
 サービス内容は他と同じ」

「実績を押し出すぐらいしか
 差別化要因はないけど、
 そこまでの実績がない!」

みたいな感じで悩んでいる
方も多いです。

で、差別化するために
自社の強みを明確にする
みたいなことを考えると思います。

そして、
その際に、よく言われるのが、

「USPを考えよう」

ということです。

USPとは
Unique Selling Propositionの略語で、
商品・サービスの独自の強み
という意味で、マーケティング用語です。

ただ、このUSPは厄介です。

考えてもそうそう出てくるもの
ではないです。

ですので、多くの人は
挫折します。

ただ、USPで挫折した
人の話を聞くと、

「あれ?ちょっと
 勘違いをしてない?」

と思うことがあります。

それは、

自分たちが1位に
なれるものは何か?

を考えてしまっていることです。

「え?USPってそういうもの
 ではないんですか?」

って思いますよね?

でも、これってUSPの
1つの側面でしかないです。

分かりやすく説明します。

例えば、

「タブレット市場」

を考えてみましょう。

世の中にはたくさんの
タブレットがあります。

その中でもおそらく
1番有名で売れているのが、
iPadかなと思います。

では、その他の
タブレットはiPad以上の
機能やイメージを付ける為に
頑張っているでしょうか?

そんなことはないですよね?

私もiPadが欲しいな
と思って家電量販店に
行ったことがあります。

そこで、定員さんの
話を聞くと、

「もし、タブレットで動画を
 見たり、ちょっとした資料
 の確認をするぐらいなら、
 Lenovoとか安いので
 十分ですよ」

と言われました。

その時私は、

「タブレット=iPad」

と思っていたので、
他のタブレットの存在すら
認識していませんでした。

でも、よくよく考えたら、
別にiPadでなくても
いいわけです。

しかも当時はiPadがどこも
在庫切れで予約しても、
いつ届くかわからない状態でした。

では、この時の
他のタブレットのUSPは
何でしょうか?

・安い
・適度な品質
・すぐに手に入る

です。

これってタブレット市場の
1位を狙っているわけでは
ないですよね?

つまり、こういうことです。

お客さんにとって価値
のあるものがUSPであり、
1位を狙うのがUSPではない

ということです。

もっと言えば、

自分たちが1位に
なれるものは何か?
を考えるより、

自分たちのサービスに
最も価値を感じてくれる
お客さんは誰か?

を考えることの方が
重要です。

もし、あなたが

自分の強みが
分からない

というのであれば、
今現在のあなたのサービス
の特徴をまず洗い出してください。

・サービスメニュー
・価格
・サービス提供方法

などですね。

そして、その特徴に
価値を感じてくれる
お客さんは誰なのか?

を考えてみてください。

その上で、
そのお客さんにもっと
価値を届けるには、
何か追加できるサービスは
ないか?

を考えてみてください。

そうすると、
本当のあなたの強みを
作ることができます。
 

ご参考になれば幸いです。

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