面白い本:「進撃のドンキ」

2025.06.06


面白い本:「進撃のドンキ」

最近、

「進撃のドンキ」

という本を読みました。

これが面白い!

あの有名な
ドン・キホーテを
題材にした本です。

あなたはドン・キホーテ
行きますか?

私はそこまで
頻繁には行きませんが、
なんとなく立ち寄ることも
あります。

ドン・キホーテって
気づけば売上高2兆円
の巨大企業なんですよね。

今や

「セブン、イオン、ドンキ」

と言われるぐらい
総合小売3強の一角を
なすほどになっています。

そこまで、すごいとは・・

しかも、
怒涛の34期連続増収増益!

創業者が始めた
小さな小売店が
なぜ、ここまで
大きくなったのか。

その戦略、企業文化、
人材配置など

まるで、その企業に
入り込んだかのように
詳しく解説しています。

で、これを読んで
一番面白かったのが、

現場への異常なまでの
権限委譲

です。

普通のチェーンストアって
本部にあらゆる権限を集中させ、
店側は販売に専念しますよね?

これって、
米国生まれの
「チェーンストア理論」
というそうです。

ですが、ドン・キホーテは
違います。

何を売るのか。
どれくらい仕入れるのか?
いくらで売るのか?

全て現場で決める
ことができます。

この現場への権限委譲が
ドンキをここまで成長させた
原動力といっても過言では
ないのかなと思います。

なぜか?

それは、現場が一番
お客さんに近いからです。

日々、お客さんと
接している現場だからこそ、

「こういうのは売れる!」

という感度が
高まっています。

それは理屈というよりも
感覚に近いのかもしれません。

その感覚、感度を許す社風が
ドンキにはあります。

面白いのが、
現場が売れる!と思って
やったことが予想通り
売れれば、

現場のモチベーションは
上がります。

そして、
売れなかった場合でも、

「どうして売れなかったのか?」

と本気で考えるようになる
そうです。

だから、現場がどんどん
頑張るようになる。

そして、現場の人が
会社の利益のために
自然と働くようになる
そうです。

このようにマネジメントの
効果もある権限委譲ですが、

個人的に面白いな
と思ったのが、

現場からのボトムアップが
企業を成長させる

ということ。

もしかしたら、
あなたの事務所でも
日々、社長と
接している職員さんが

事務所を成長させる
ヒントを持っているかも
しれません。

一人所長の場合、

「どうすれば、
 もっとお客さんが
 獲得できるのか?」

と考えているなら、
そのヒントは、社長との
商談や面談で見つけることが
できるはずです。

ですので、

現場に出ましょう!
 

ご参考になれば幸いです。

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