「その顧問料でここまで言うか・・」への対処法

2018.02.16


「その顧問料でここまで言うか・・」への対処法

「顧問料が安いのに
 無理難題を言われる・・・」
「無料でアドバイスを求められる!」

あなたはこんな悩みを
持っていませんか?
 

私は顧問はやっていません。
ですが、前職では似たような悩みを
持っていました。
 

それは、採用媒体のみを
販売したある会社さんです・・。
 

採用媒体は比較的低単価ですので、
通常は、販売すればそれで関係は
終わります。
 

ですが、この会社は、
その後も定期的な
ミーティングを求めてきました。
 

当時の私は、あまり深く考えずに、
そのミーティングへの
参加を承諾してしまいました。
 

そこからが、悪夢の始まり・・
 

ミーティングでは、採用の問題点
について話し合われるのですが、
求めてくることが、いつも

「無料で何かできないか」

ということです。
 

採用で応募数を大量に増やす
場合は無料での施策には限界
があります。
 

ある程度の費用をかけないと
いけないのが常識です。
 

そのことを言っても、

「分かっているけど、無料で
できるだけのことはないか?」

の一点張り・・・
 

そのくせ、原稿を見直したり
することはしません・・
 

そして、無料が無理なら、

こういうことを調べてくれないか。
他社の状況を調べてくれないか。
求職者の状況を調べてくれないか。

と要望が山のように出てきました。
 

当然、それらの作業に対しては、
一切フィーをくれません。
 

情報提供のみでフィーをもらう
のは、難しいですよね。
 

その要望との戦いが、
約1年続きました。
 

結局、リピートはこちらから
お断りしました。
 

このように費用にならないのに、
無理難題を言ってくるお客さん、
あなたにもいますか?
 

もし、いるなら、どうすればいいのか。
 

本当は切るのが一番です。
 

ですが、売上のことを考えると、
なかなか切れない場合もあります。
 

そうなると、今後、そのような
お客さんを相手にしない
ということが重要です。
 

その為の防止策として、
「業務メニュー」を作成すること
をおススメします。
 

例えば、

・電話での相談は月15件が目安
・メールでの相談は無制限
・訪問は月に2回が目安

もし、これを大幅に超える場合は
再見積もりをする。

と記載をします。
 

電話での相談は月15件まで!
これを1件でも超えると
追加料金〇〇円!

とあまり明確に記載をすると、
高飛車に見えますので、「目安です」
した方が無難でしょう。
 

ま、人それぞれですが・・
 

この業務メニューを
契約時に提示しておけば、
無理難題を言ってくることが
少なくなります。
 

業務メニューを作成したら、
妥協をしないことも重要です。

「仲がいいから、今回は
 無料でやりますよ」

というのは、絶対良くありません。
 

仲がいいことと、ビジネスは
関係ありません。
 

もし、あなたが無理難題を
言ってくるお客さんに困っている
のであれば、一度業務メニュー
を作成してみてはいかがでしょうか?
 

ご参考になれば幸いです。

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