そのサービスの値段はどうやって決めたの?

2021.09.28


そのサービスの値段はどうやって決めたの?

本日は、価格設定について
お伝えします。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日、
攻める!士業ネットワークの
特別講座でグループコンサル
をやりました。

メンバーの方から
いろいろな相談を聞いて、
それに対して
回答をしていました。

多かったのが、
フロントエンドから
バックエンドどうやって
つなげるか?

という悩みです。

それ以外にも、

・商品作り
・JVのやり方

までいろんな相談が
あリました。

そんな中、ある社労士から
こんな相談がありました。

「皆さんは顧問料とか
 講演とかの価格ってどうやって
 決めていますか?」

「ふと、疑問に思ったので
 聞いてみました」

とのことでした。

なるほどな~
確かに、そう言われて
みれば、士業のみなさんは
どうやって決めているだろう?

と思いました。

多くの方がやっているのが、
競合や地域の相場に
合わせていくという方法では
ないでしょうか?

値付けとも言いますが、
いくつかあります。

1つが

「ルール、法律で決まっている」

というものです。

一昔前の士業がそうですね。

協会・団体で価格帯が
決まっていて変えられない
というやつです。

まー、
最近はほとんどないですね。

ただこれのいいところは、
値下げをされないことですね。

その分、ちょっと値下げしたら
受注できたものもできなくなる
ということもあります。

そして、2つ目が、

「リサーチ型」

です。

多くの人がやっているのが
こっちですね。

同業者などをリサーチをして
それに合わせるという方法です。

そして、3つ目が

「自社分析の積み上げ型」

です。

これはどういうことか?
というと、

サービスや手続きの
作業工程を分解します。

そして、それぞれの工程
で、どれくらいの作業時間
やコストがかかるのかを
計算します。

いわゆる原価を決めます。

そして、それに利益分を
載せて価格を設定していく
という方法です。

製造業のイメージですね。

どれがおすすめかといえば
手取り早いのが2つ目の
リサーチ型ですね。

ですが、
私がお勧めするのが、
3つ目です。

自分のサービスの
工程とさぎょ時間を出して
価格を決める

という方法です。

前職時代にやっていたのが、
採用代行サービスの
各工程や作業時間帯を出して
当時の東京の派遣の料金で
換算して提示していました。

これの何がいいのか?
というと、

「なんでこの価格なんですか?」

と言われたときに
明確な理由が言えるのが1点。

さらに、

「この手続きを
 派遣社員を雇うと、
 これぐらいかかりますよ」

と切り返しにも
使えるのが2点目です。

そして、何よりもこの作業を
することで、自社の強みや
ベネフィットなどが発見
できたりもします。

工程や作業時間を
出す過程で、

これって我々
独自のやり方だよね。

という部分が
出てきたりします。

そこが他との
差別化ポイントに
なったりします。

世の中の流れで

「この価格だろう」

は通用するかもしれませんが、

「なんでこの価格?」

と言われたときに、

「世の中がそうだから」

では納得性が
ないですよね。

ですが、
理由をつけると
人は納得しやすいものです。

サービス価格の
理由を明確にすると、
価格交渉の
武器になったりします。

また、価格設定以外にも、
グループコンサルで
多かったのが

バックエンドに
つなげる方法

などが多かったです。

これに関しては、
今募集している
セミナーでも

フロントエンドと
バックエンドの注意点
なんかもお知らせしますので、
是非興味のある方は、
セミナーにお越しください。
 

ご参考になれば、幸いです。

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