他社セミナー聞いてられない悪い癖

2025.09.30


他社セミナー聞いてられない悪い癖

本日は傾聴について
お話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日、他社さんの
代理店募集セミナーに
参加したのですが、
その際に

「ついつい主催者側の
視点で見てしまい、
素直に聞けない」

という、私自身の悪い癖を
改めて痛感しました。

ちなみに、そのセミナーは、
Zoomだったのですが、

1枚のスライドを表示
しっぱなしで、ずっと
喋っていました。

そうすると、だんだん
イライラしてきます。

「私ならもっとこうするのに…」

と考えてしまい、
内容に集中できませんでした。

これは、セミナーや講座を
主催する側の立場を長く経験
してきたからこその、
ある意味職業病かもしれません。

しかし、この癖は
セミナー参加程度であれば
まだ良いかもしれませんが、

顧問先との商談の場に
おいては致命的です。

なぜなら、相手の話を
100%聞き取れていない
可能性があるからです。

「もし私がこの立場
 だったらどうだろうか」
「こう言われたら、
 こう反論しよう」

と、頭の中で常に別のことを
考えてしまうため、
相手の真意や意図を
深く理解することが
難しくなってしまうのです。

これは、
コミュニケーションの
基本に反するNGな行為
だと改めて感じました。

過去に産業カウンセラーの
講座を受けていた際、
講師の方から

「国守君は営業経験があるから、
 どうしても矢印が自分から
 相手に向いている。

 相手の話を聞いているようで、
 常に『次は何を話そうか』
 と考えているため、
 相手は『聞いてくれていない』
 と感じてしまう」

と指摘を受けたことが
あります。

その時、

「話を聞く際は矢印を
 相手から自分に向ける」

「相手の感情に同意し、
 情報には深追いしない」

ということを学びました。

実際に試してみたところ、
驚くほど円滑な
コミュニケーションが
取れたのです。

しかし、残念ながら
その学びも年月と
共に薄れてしまい、
最近では商談の際に

「この不満にはこう答えよう」
「この質問にはこう切り返そう」

と、すぐに反論や解決策を
考えてしまう自分がいます。

改めて意識したいのは、
相手が話している間は、
あくまでも矢印は相手から自分。

そして、
相手の感情に寄り添いながら
頷くということです。

「客観的に、俯瞰的に見る」

ことが推奨されることが
多い現代において、
共感性や感受性といった、
まずは相手の立場に立って
理解しようとする姿勢が、
もしかすると軽視されがちに
なっているのかもしれません。

これは、私自身の反省も
込めてお伝えしたいことです。

皆様も、もし同じような
経験があれば、
ぜひ一度ご自身の
コミュニケーションを
振り返ってみてください。
 

ご参考になれば、幸いです。

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