士業のユーザビリティの高め方 

2025.10.03


士業のユーザビリティの高め方

本日は。
士業のユーザビリティについて
お話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――
ユーザビリティ、
つまり「使いやすさ」という言葉は、
Webサイトやアプリの世界では
当たり前の概念ですが、

士業においても、
実は非常に重要なポイントに
なるのではないか?
と最近強く感じています。

私自身の話で恐縮ですが、
個人的に投資をしており、
主にSBI証券のアプリを
使っています。

しかし、NISAだけは
ポイントが貯まるということで
楽天証券にしているのですが・・・

成長投資枠分の投資をしようと
楽天証券のアプリも
利用してみたところ・・

SBI証券に慣れている
せいか、あまりの見た目、
使い勝手の悪さに驚きました。

リアルタイムでの情報更新も遅く、
正直、

「もう使いたくない」

と感じるほどでした。

この経験から、
改めてユーザビリティの重要性を
痛感したのです。

IT企業はWebサイトや
アプリのユーザビリティを
非常に重視しています。

では、士業における
ユーザビリティとは
どういうことでしょうか?

士業の皆様が直接アプリを
開発したり製品を作ったり
することは少ないかもしれません。

しかし、顧問先にとっての
「使いやすさ」を高めることは、
顧問先の継続率を高め、
契約を切られないことに繋がる
重要な要素だと考えられます。

10年ほど前の話になりますが、
あるクライアントの社長が
損害保険の営業担当者に
ついて話していた際、

「LINEで連絡が取れないような
会社とは絶対に契約しない」

と断言していました。

事故やトラブルが発生した際に、
すぐにスマホで写真を撮って
LINEで送れるような、

スピーディーで手軽な
コミュニケーションを
求めていたのです。

当時はまだ一般的では
なかったかもしれませんが、
今では多くの方がLINEなどの
チャットツールを利用しており、
ビジネスの現場でも
その利便性は無視できません。

また、税理士の方であれば、
「Freee」や「マネーフォワード」
といったクラウド会計ソフトに
対応できるかどうかが、
顧客の税理士選びの決め手に
なることもあります。

特にITリテラシーの高い
経営者にとっては、
自社が利用しているツールと
同じものを使える専門家を
選ぶのは当然の流れと
言えるでしょう。

未だにメールのみでの
やり取りや顧問先が利用している
会計ソフトに対応できない
といった状況は、
ユーザビリティの低さを
感じさせてしまう
可能性があります。

では、具体的に士業の皆様は
どのようにユーザビリティを
高めることができるでしょうか?

●コミュニケーション手段
メールだけでなく、
LINE、Chatwork、Slackなど、
顧問先が普段利用している
コミュニケーションツールを
導入することを検討してみましょう。

これらのツールは、既読機能や
高い到達率など、メールにはない
メリットもあります。

●クラウドツールの知識習得
顧問先が利用している会計ソフト、
給与計算ソフト、労務管理ソフト
などの知識を積極的に習得し、
連携をスムーズに行えるように
努めましょう。

●レスポンスの迅速化:
顧問先からの問い合わせには、
できる限り迅速に対応することで、
安心感と信頼感を与えることが
できます。

これらの小さな工夫の積み重ねが、
顧問先の満足度を高め、長期的な
関係へと繋がるはずです。

「今まで通りで良い」と考えずに、

「顧問先にとって、もっと
 使いやすい方法はないだろうか?」

という視点を持つことが、
これからの士業にとって
ますます重要になってくるでしょう。

ぜひこの機会に顧問先との
コミュニケーション方法や、
対応できるツールの見直しを
検討してみてはいかがでしょうか?
 

ご参考になれば、幸いです。

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