シサツされる会社 

2019.03.07


シサツされる会社

「レオン自動機」

という会社をご存知ですか?

この会社は、
食品を作る機械
メーカーで、

生地であんこ等を包む
「包あん」機械の国内シェア
90%を誇る会社です。

「そんな会社が士業の
 私に関係あるの?」

そう思いますよね?

まー、もう少し
お付き合いください。

実はこの会社、
シェアが高いだけでなく
もっとすごいことがある
会社なんです。

そのすごいこととは、

年間700社近く
が視察に訪れること。

年間700社ですよ!

毎日3社ぐらいは
視察に来るってことです。

「それだけ視察に来てたら
 新規客の獲得は簡単だろうな」

と思いますよね?

ですが、視察に来てるのは、
新規のお客さんではありません。

ほとんどが、
レオンさんの機械を
購入してる既存客です。

じゃあ、何を視察に
来てるかというと、

機械のデモンストレーション
を見に来てるんです。

どういうことかというと、

レオンさんでは、毎月、

この機械をこう使えば、
こんな商品が作れますよ

というデモンストレーション
を行なっているそうです。

つまりこういうことです。

視察に来てるお客さんの
目的は、

自分たちでは考えつかない
新商品のアイデアをもらいに
来てる

ということ。

レオンさんのうまいところは、
デモンストレーションの時に

このパーツを使うことで、
こんな商品も作れます!

とパーツの紹介を
しているところです。

そのパーツの種類は
なんと300種類以上!

そうやってアップセルを
しているということですね。

今日言いたいことは、

「既存客にアップセルを
 しましょう」

ではありません!

そうではなく、

お客さん同士が集まる
場所を作りましょう

ということです。

日々、お客さん対応を
していると、

「これをしないとまずいのにな」
「もっとこうしたらいいのにな」

と相手に対して思うことは
たくさんあると思います。

当然、あなたはそういうことを
定期訪問とかでお伝えしている
と思います。

ですが、なかなか自分ごとと
して捉えてくれない。

ではどうすればいいのか?

最も効果的なのは、

似たような状況の経営者
の話を聞いたり、彼らから
言ってもらうこと。

です。

「実はうちではこういう
 問題があって・・・」

「こうしたら採用が
 うまくいった!」

など。

同じ業界や悩みを抱えてる
経営者から言われた言葉は
すんなりと入っていくものです。

ですので、そういう場を
作ることで自分ごととして
認識してもらい、あなたの
提案を受け入れる土壌を
作ろうという話です。

例えば、

既存顧客を
集めた勉強会や、

無料で活用できる
採用の最新ITツール
の勉強会

などを行うのも
いいですね。

しかも経営者は、
経営者同士が
集まる場を作ると
喜んでくれるものです。

もし、あなたが、
お客さんが自分ごとと
して認識してくれない
と悩んでいるのであれば、

他のお客さんを
集めて情報共有の場を
作れないかを考えてみては
いかがでしょうか?
 

ご参考になれば幸いです。

 

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