アップセルとクロスセルを行う際の注意点 

2019.07.09


アップセルとクロスセルを行う際の注意点

本日は、アップセルと
クロスセルを行う際の注意点
についてお話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

アップセル、
クロスセルって
ご存知ですか?

お客さんは商品を
買った後に、

その商品の上位版とか
関連したものを提供されると、
ついで買いをしやすい

という心理があります。

そこで、その商品の
より高価なものを提案する
ことをアップセル、

その商品に関連したもの
を提案することをクロスセル

と言います。

アップセルや
クロスセルは客単価を
上げる方法として
非常に有効なのですが、

使い方を間違うと、
クレームになるな~
と感じたことが
ありました。
 

先日、そろそろ
暑くなってきたので、
自宅のエアコンを買いに
行きました。

秋葉原のある家電量販店
に行って、店員さんと
色々と話をして、

これにしよう!

と決めた時に店員さんに、

「コンセントって
 どうなってますか?」

と言われました。

「え?なに?」

と思ったのですが、
話を聞くと、

日本には、

100ボルト
200ボルト、

そして、それぞれ、
15アンペア
20アンペア

の4種類のコンセントが
あるそうです。

そこで店員さんは、

「ご自宅は、何ボルトの
 何アンペアですか?」

と聞いてきたわけです。

そこで思ったのは、

「何それ?知らない・・」
「調べておけばよかった」

ということ。

店員さんいわく、

「ほとんどのお客さんが
 知らないです」

「知らずに買ったとしても、
 取り付け工事の時に、
 それに対応した工事を
 してくれますから大丈夫です」

「ただし、別途
 数千円から1万ぐらい
 かかりますけど」

と言ってくれました。

その時、

「これって、むちゃくちゃ
 損するやつやん!」

「知ってたら、事前に調べて
 から買いに行ったわ!」

と思いました。

ま、調べていなかった私が
悪いのですが・・

今回は、店員さんが
教えてくれましたが、

もし、何も知らずに
エアコンを買ってしまったら、
工事の際に別途費用が
かかってしまいます。
 

そこで思ったのが、

絶対に、必要なもの
に対して後から言うのは
クレームに繋がる

ということ。

アップセルや
クロスセルを
行う際にこれを
やってしまうと
大やけどします。

何か買った後に、

「そう言えば、これって
 絶対に必要なんです。」

というと、

「初めから言え!」

となります。

アップセルや
クロスセルとは、

初めに買った商品でも
十分にメリットがあるけど、

更にいいものや
補完したものを
対象にしないといけません。

例えば、社労士の場合、

助成金の提案をして
受注した後に、

「助成金申請するのに、
 就業規則が必要なので、
 別途費用がかかります」

となると
クレームになります。

助成金を申請する時に、
必要なものは先に
言わないといけません。

今一度、アップセルや
クロスセルをする際には、

そのサービスの上位版か
補完するものか、

それとも絶対必要なもの
なのかをしっかりと分けて
ください。

ここをやっておかないと、
クレームになります。
 

更に言うと、逆の発想で、
初めに売るものを
分離すれば、売りやすく
もなります。

AとBのセットなら
高いと思われるなら、

AとBを分離して
売ることも可能です。

例えば、
助成金と顧問の
セットなら売れにくいなら、

助成金と顧問を
分離して売るということ
です。

そうすると、アップセルや
クロスセルができるようになり、
商品サービスの幅が広がります。

ご参考になれば、幸いです。

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