ターゲティングについて~その2

2021.12.02


ターゲティングについて~その2

本日は、前回の
「ターゲティング」の続きを
お話したいと思います。

前回は、3つの方法の内の
2つをご紹介しました。

1.会社定量データ系
  業種・業界・規模・地域等で絞る

2.会社の課題系
  会社の問題や課題を想定して絞る。

今回は、ラスト3つ目の
ご紹介です。

■3.パーソナル系
――――――――――――――――
前回の2.課題系は会社でしたが、
その会社の社長や担当者まで“更に”
絞るというやり方です。

切り口は、社長や担当者の悩みや
志向性、価値観、願望等です。

例えば、
・しっかりと体系だった教育をしたいと
 思っている営業部長
・不明瞭な人事評価制度を変えたいと
 思っている社長・人事部長
・システムではなく、人が結局は大事
 と思っている社長
・効率化の意識が強い社長
・従業員にもっと利益を還元したい社長
・顧問士業の画一的な対応に不満を
 持っている社長

等を想定します。そして、
下記のように表現します。

「●●な問題を根本的に解決して
 業務に集中したい経営者様へ」
「画一的な対応に不満を持っている社長へ
 痒いところに手が届く●●セミナー」
「システムだけでは解決できません!
 ●●も含めたトータルサービス」
「毎年人事評価に悩まれている社長へ」

主に宛先やキャッチコピー、
キャッチコピーの下の文章(リード)
等に使われます。

こちらも前回同様に、
本当にそういった悩みや
志向性があるかリサーチやテスト
をしてください。

なお、
Webマーケティングの世界では、
付き合いたいある特定の一人まで
絞る「ペルソナシート」作成する
ことが一般的です。

履歴書をイメージしてみて
頂くと分かりやすいかな。

Webマーケではないですが、
カルビーの「ジャガビー」の
プロモーションでこの
ペルソナシートを作成していた
のは、有名なお話です。

ちなみに・・・私は、
扱う商品やセミナーの内容にも
よりますが、必ずこのパーソナル系
まで、絞る必要はないと
個人的には思っています。

まずは2.会社の課題系まで絞って、
テストをして、効果を見るのもアリ
だと思います。

そして、反応がいまいちだったら、
更に3.パーソナルまで絞るかどうか
決めるのもいいかなと思います。

パーソナル系まで絞る作業で手一杯
になってセミナーや広告がなかなか
できない状態になるぐらいなら、
早めにやった方が良いので・・

なお、ターゲティングがしっかりと
できていると、キャッチコピーや
タイトルにエッジ(尖り)が出て、
他社との差別化になります。

また、本当に来てほしい方だけに
響くようになるので、ターゲット外
が排除でき、非常に効率的です。
気も楽です。
 

ご参考になれば、幸いです。

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