2位の64倍の売上?!業界トップクラスの経営戦略とは?

2020.06.05


2位の64倍の売上?!業界トップクラスの経営戦略とは?

先日、ある社長と
お話をする機会がありました。

その会社は、
賃貸リフォーム業界で
トップクラスの売上と
取引実績を誇る会社です。

社長曰く、
賃貸リフォーム業界は、
大手企業の参入がほとんどなく、

2番手でも売り上げは
大体1億~2億ぐらい

とのこと。

そんな中、この会社は
なんと62億もの売り上げを
あげています。

2位と比べて
62倍ですよ!

しかも創業から
26期連続で増収増益を
達成しているそうです。

では、どうして
ここまで成長して
これていたのか?

気になりますよね?

そこには

「なるほどな~」

という経営戦略が
ありました。

今日は社長から
聞いたことをほんの少し
シェアしたいと思います。

まず、一番驚いたのが、

あえて高単価を狙わない

ということです。

賃貸リフォームの
お客さんは主に、

不動産管理会社と、
オーナーさん

に分かれます。

当然、オーナーさんと
直接取引をした方が
単価は高くなります。

ですが、この会社は、

絶対にオーナーさんと
直取引をしない

と決めているそうです。

その理由を聞くと、

直取引をすると単価は
上がるけど、たくさんの
オーナーさんと取引を
しないといけない。

でも、管理会社と
いい関係を結べれば、
1社からたくさんの案件を
もらえる。

結果的に、
売り上げが安定する

ということ。

これってなかなか
勇気のいる決断だと
思いませんか?

どうせ同じ仕事をするなら、
できるだけ高単価で仕事を
したいものです。

ですが、あえてそこを
狙わずに、小さな仕事を
大事にする。

これはなかなかできない
考え方だなと思います。

もちろん、
決断するだけでは、
ここまで成長しません。

管理会社と
良い関係を結べるように
様々な工夫をしています。

そして、もう1つ
面白かったのが、

管理会社1社の
シェアを低くする

ことを重視している
そうです。

業界でよくあるのが、
1社の管理会社と
どっぷり関係を作り、
その1社からしか
仕事を受けない
というスタイルです。

ですが、これだと、
子会社的な扱いをされますし、
無茶振りを断ることもできません。

ですので、1社の
シェアは低くして、
できるだけたくさんの
管理会社と取引をすることを
重要視しています。

その結果、

26年連続で増収増益、
業界トップクラスの
売り上げを誇る会社に
成長されたそうです。

もちろん、これ以外にも
相当な企業努力をしています。

で、ですね、

今日は何が言いたかった
かというと、

最後に笑うのは
誰だ?

という話です。

コロナの影響で 、助成金
や融資などを扱っている
士業は、爆発的に仕事が
増えていますね。
(有料か無料はおいてといて)

ですが、この先、
5年、10年後も
この状況が続くでしょうか?

「あの頃は、仕事があって
 よかったな~」

と思わないために、
5年、10年先を見据えた、
戦略を構築する時期なのかも
しれません。
 

ご参考になれば幸いです。

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