労働集約型ビジネスで最も大事なこと

2019.12.05


労働集約型ビジネスで最も大事なこと

労働集約ビジネス
において最も大事な
ことはなんだと思いますか?

これを見誤ると、
事務所が発展する
どころか、頑張っても
頑張っても苦しむ結果に
なります。

実は、私も前職時代に
苦しい経験をしました。

私は前職時代、
採用コンサルを
やっていました。

主な業務は採用の
アウトソーシングです。

要は、

御社の採用業務を
まるっとうちで
請け負いますよ

というサービスです。

つまり代行サービス
ですのです。

よって、典型的な
労働集約型ビジネスです。

そこでどんなミスを
犯してしまったのか
というと、

既存企業の対応よりも
新規企業の獲得に
力を入れすぎた

ということです。

どういうことか。

前職の会社は、
ばりばりの営業
会社でした。

当然、

「毎年売上を
伸ばし続けろ!」

と言われます。

ですので、我々
営業マンはバンバン
新規客を獲得してきました。

その結果、
どうなったか。

代行サービスを行う
スタッフの手が回らなくなり、

既存顧客への
サービス提供が
どんどんおろそかに
なっていきました。

さらに、人もたりません。

ですので、バイトや
派遣スタッフを雇います。

ですが、すぐに
即戦力にはなりません。

せっかく取ってきた
新規客の対応も満足に
できない状態になりました。

これはまずい・・

ということで、
新規客の獲得
を抑えて、サービス
提供価値を高めることに
シフトするようになりました。

もし、あのまま、
新規客を取り続けて入れば、
きっと会社はパンクしていた
と思います。

つまり、こういうことです。

労働集約ビジネス
において最も大事なことは

新規客を獲得する
ことよりも、

既存客への
サービス対応の
価値を上げていくこと

です。

これをせずに
新規を獲得すると、

穴の空いたザルで
必死に水をすくっている
ようなもの、、

どれだけ頑張って
新規を集めても
継続契約にならず、
離れていきます。

結局、新規を獲得する
悪夢からいつまでも
抜け出せなくなります。

ではどうやって
サービス対応の価値を
あげていくか。

そのポイントの
1つは、

お客さんに
選択させること

です。

例えば、顧問契約を
した際に、まずは
お客さんの状況を
ヒアリングします。

その上で、

「今の状況をよくするなら、
これとこれをしないといけません」

「プロとしては、
まずはこれから手を
つけたほうがいいと
思います」

「ここまでは
顧問料の範囲で
できます」

「これとこれをするなら、
別途オプション費用が
かかります」

「どれから行いますか?」

と投げかけるのです。

このように相手に
選択をさせることで、
選択した内容をしっかりと
行ってくれれば、
相手の満足度は上がります。

選択をさせずに、

「社長、これを
したほうがいいので
やりましょうよ!」

と強引にいったら、
例えそのサービスが
よかったとしても、

お客さんの心の中には、
ちょっとしたわだかまりが
残ります。

ですので、必ず
選択をさせることが
重要です。

もし、あなたが、
既存客のリピート率が
低いのなら、

新規客を追い求める
よりも、まずは既存サービスの
提供価値を高めてみては
いかがでしょうか?
 

ご参考になれば幸いです。

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