パン屋の強気な戦術


パン屋の強気な戦術

本日はパン屋の強気な戦術
についてお話をしたいと思います。
 

私の家の近くには少し変わった
パン屋さんがあります。
 

そのパン屋さんは、かなりこじんまりと
しているのですが、いつも大盛況で
お客さんがひっきりなしに来店しています。
 

「こんなに人気だったらきっと
 美味しいんだろうな」
 

と非常に気になっていたので、
先日行ってみました。
 

入店してみて驚いたのは、
試食の多さです。
 

試食といっても、パンの切れ端
部分のような残念なものではなく、

コロッケパンやカレーパンなどを
丸々1個切って行なっていました。
 

しかも試食できる種類が
かなり多いんです。
 

陳列されている
パンの半分ぐらいが試食できる
ようになっていました。
 

さらに、試食がなくなったら
すぐにスタッフさんが補充を
してくれます。
 

「これだったらパンを買わなくても
 お腹いっぱいになりそう・・・」
 

と思ったのは、私の貧乏性なところ。
 

そんな心配は無用で、他のお客
さんは、たくさんパンを買っていました。
 

ふと思ったのですが、
これってなかなかできない
ことだと思いました。
 

確かに、試食をすることにより、
体験効果による購入率アップや、
ついで買いが発生します。
 

また、試食ができるパン屋ということ
でリピートも発生すると思います。
 

でもこれらは全て結果論です。
それ以上に、この策をやろうと思った時に、
 

「買わずに帰ってしまう人が増えるのでは?」
「売れるはずのパンを試食に回したら
 その分売上が下がるのでは?」
「経費だけが膨らむ」

などのたくさんの不安があったと思います。
 

実際、これだけの種類と量の試食を
実施してるパン屋さんを他で見たこと
がありません。
 

それでもこのパン屋さんはこの作戦を
実行し、たぶんですが成功しています。
 

おそらく最初はトライアルで実施をし、
それがうまくいったため、その後も
続けているのだと思います。
 

何をやるにしても不安はつきもの。
 

しかし、うまくいくかどうかは
市場、つまりお客さんの反応
を見てみないと分かりません。
 

そう、やってみないと分かりません。
 

であるならば、
すぐにでもトライアルをして、
ある意味、いい失敗を積み重ねる
のが、早く成功する道なのかな。

と思います。
 

あなたは、どれだけ多くの
失敗をしましたか?
 

私自身は、まだまだ
だと常に思っています。
 

でも、やっぱりたまに失敗が
いやで、足が止まることがあります。
 

そんな時は、ある起業家
仰っていた以下の言葉を思い出します。
 

「どれだけ、早く多くの失敗を
 経験するかが、成功への近道。

 失敗しない為に行動しないのは、
 失敗への近道。」
 

ご参考になれば幸いです。

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