価格以外で勝負するには?

2018.05.29


価格以外で勝負するには?

あなたは市場価格の
20倍もするもやしが
存在することをご存知
でしょうか?

20倍です。

もやしの平均単価は、
100グラム当たり、
14〜15円で程度です。
 

それが、100グラム
150円で売られている
もやしが存在します。
 

それは、「深谷もやし」
といい、売れているそうです。
 

また、年間80万個を売り上げ、
楽天の内祝いランキングで
3年連続1位を獲得したお米
があることをご存知でしょうか?
 

これは、
「十二単シリーズ 満開」
と呼ばれるもので、
12色の小さな風呂敷包み
にお米が包まれている
贈り物です。
 

もやしやお米・・・

どちらもコモディティ化
が進んだ商品にも
関わらず、高くても
売れているものがあります。
 

コモディティ化とは、

商品がメーカーごとの
個性を失い、消費者に
とってはどこのメーカーの
品を購入しても大差のない
状態のことを言います。
 

つまり、価格でしか
比較されなくなった
商品です。
 

士業のサービスも
多少似ていますね。
 

シビアな言い方をすると、
手続き代行関係は、
誰がやっても結果は同じです。
 

ですので、価格競争が
起こります。
 

そんな価格競争が激しい
市場の中で工夫を重ねること
により高くても売れている
もやしと米があります。
 

どうすれば高くても
売れるのか?
 

気になりませんか?
 

私は気になったので、
少し調べてみました。
 

その結果、2つの
共通点が分かりました。
 

ちなみに、これはあくまでも
私の個人的な意見
ですので、ご了承ください。
 

1つ目、どちらも
強い想いがある
ということ。
 

深谷もやしを提供している
飯塚商店さんは

もやしは味がないと
思われているが、
本物のもやしは美味しい。
それをなんとか伝えたい。
 

という強い想いがあります。
 

また、「十二単シリーズ 満開」を
展開している八代目義兵衛さんは、

小学生の「米は美味しくない!」
という会話を聞いて、これでいいのか?

自分ならお米の
味を伝えることできる!
お米の新しい価値を伝えたい!

という想いがあります。
 

両方に強い想いがあるから
その思いに共感してくれる
人が現れサービスが広がった
と思います。
 

2つ目は、お客さんの声を
しっかりと聞いてチャレンジを
繰り返している。
 

「十二単シリーズ 満開」
は最初は外装などを酷評
されたそうです。
 

その声を真摯に受け止めて
改良を重ねた結果、売れるよう
になったそうです。
 

深谷もやしも消費者の
「もやしって美味しいんやね」
という声からスタートし、
ブログなどでもやしの良さを
PRしているそうです。
 

強い想いがあるから
お客さんの声を真摯に
受け止めて、もっと
お客さんに喜んでもらえる
ようにチャレンジできる。
 

この好循環が
コモディティ化した
市場でも高く売れる
商品を作ってこれた
秘訣かなと思います。
 

いかがですか?
 

ちょっと拍子抜けした
でしょうか?
 

もっとテクニック的な
マル秘のやり方が
あると思ったかもしれません。
 

ですが、そんな都合の
いいものはそうそう世の中
には、ありません。
 

強い想いと、お客さんの声
にしっかりと耳を傾けて
チャレンジを繰り返す。
 

これが一つの近道
なのだと思います。
 

あなたの仕事に対する
強い想いはなんですか?
 

お客さんはあなたの
サービスになんて言っている
でしょうか?
 

一度考えてみると
いいかもしれません。
 

ご参考になれば幸いです。

 

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