優れたモノは無言語

2022.04.22


優れたモノは無言語

本日は、ある書籍から
これは参考になるな~
と思ったことついてお話を
したいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日、ある書籍を読んでいると、
クックパットの創業者である
佐野社長の言葉が載っていました。

その言葉が、

「なるほどな~」

と思ったので共有
したいと思います。

佐野さんは、

「優れたモノには言語がない」

と仰っています。

これはどういうことか?

佐野さんは
ユーザーに対して

「説明を読んでください」

とか、

「あれをしろ、これをしろ」

と行為をさせることが
許せないそうです。

ぱっとみた瞬間
分かるものを作らないと
ダメと仰っています。

また、佐野さんの好きな言葉で、

「優れたドアノブは、
 押せばいいか引けばいいか
 がすぐにわかる」

があります。

見た瞬間に、
押すのか引くのかが分かる
ドアノブこそが優れたドアノブだ

ということです。

このように、

ぱっと見た瞬間に
何をすればいいのか?
分かることでユーザビリティ
が向上します。

書籍では、事例として
アップルの製品が紹介
されていました。

これに関しては、つい最近
私も思うことがありました。

ある講座の受講生から

「この資料はどこに
 あるのですか?」

と問い合わせを頂きました。

調べてみると、

「その資料はこのフォルダに
 あるのにどうして、
 気付かないのかな?」

と思ったのですが、この書籍を
読んで、これは完全にこっちが悪い。

ぱっと見た瞬間に
どこにあるのか?
分かりにくいからわざわざ
問い合わせされています。

これってお互い
すごく無駄な時間なわけです。

お客さんからすれば、
資料を探す時間が無駄です。

こっちはこっちで
調べて返信をするのに
手間がかかります。

お互い、
時間もマインドのエネルギーも
消費してしまいます。

この話は、あなたも
お客さんに資料を提出したり、
何か準備をしてもらう時の
ヒントになると思います。

例えば、

フォルダを開いてみないと
何が入っているのか分からない

のであれば、フォルダ名に
何が入っているのかを
書くのも1つです。

あと、たまにあるのが、
企画書と見積もりで
サービス名が違うことです。

企画書では

・労務コンサルティング

と書いているのに、
見積もりでは

・顧問サービス

となっていたりすること
がたまにあります。

お客さんがこれを見たら、

「これは何?」

と考えてチェックしないと
いけません。

そうなると、
マインドエネルギーを消費して

「めんどくさいな」

となってしまいます。

もしくは、問い合わせを
してくるようになります。

そうなると、
お互い無駄ですよね。

ファイル名に何が
入っているのかを書く。

企画書と見積もりで
サービス名を揃える

などちょっとしたことを
やるだけで、
ユーザービリティが
向上します。

そうすると、
お互いのストレスが
軽減されます。

士業は手続き関係が
多いですよね。

お客さんからよく問い合わせ
があったり、スタッフの作業が
ちょっと遅いなどがあるならば・・

もしかしたら、今日のお話のように
相手がぱっと見てすぐ分かるように
工夫してみてはいかがでしょうか?
 

ご参考になれば、幸いです。

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