職員の退職を減らすことって難しい?

2021.01.27


職員の退職を減らすことって難しい?

本日は、社員の退職に
ついてお話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

昨日のニュースで、
ソフトバンクの元社員さんが
5Gの機密情報を持ち出した
事件がありましたね。

翌日に楽天モバイルに
転職をしたとして、

不正競争防止法違反容疑で
逮捕されたということです。

「社員さんの退職って
 社内の戦力減だけでなく
 こういうのも絡むんだな」

と思って見ていたのですが、
その時に、ある士業の方の
話をふと思い出しました。

士業だと職員の離職は
あるあるですね。

いかに防ぐかが課題
だったりしますよね?

特に有資格者の場合、
辞められたり独立すると、顧客を
そのまま持っていかれたりと
ダメージが大きいです。

以前、攻める!士業ネットワーク
の会員さんで大きな事務所の
所長さんもそのことで
過去には悩んでいたそうです。

その方が仰っていたのが、

「職員が独立して、顧客を
 取られるのはある程度仕方ない。

 なので、いかにダメージを
 少なくするか?の仕組み化に
 努力している」

とのこと。

具体的には、
チーム制を取り入れて
いました。

今までは、
ある職員さんには、固定の
顧客をつけていました。

ですが、その場合、
その職員さんが独立すれば、
お客さんがそっちに
流れていく可能性が
高くなります。

ですので、お客さんと
濃く付き合わせない
ようにするために、

有資格者と事務との
チーム制にして
ローテーションを
しているそうです。

後は、外部研修を
受けさせないとかも
仰っていました。

有資格者の職員さんが
独立するのは、まー
日常茶飯事です。

ですので、
独立してもダメージ
がないように仕組み化
をすることが大事だと
思います。

一方で、
知り合いの勤務社労士に

「独立しないの?」

と聞いたことがあります。

すると、彼は、

「独立する気はない」

とのこと。

その理由を聞くと、

「営業力に
 自信がないから」

だそうです。

「今の事務所のように
 営業で新規を取れないから」

とのことです。

これ、辞めさせないヒント
になるかもしれません。

独立する場合1つのハードルは
新規顧客を取らないといけない
ということです。

なので、今の事務所で
新規を取る仕組みが
しっかりとあれば、

職員さんが
独立をしようと
思った時に、

「この事務所のように
 顧客を獲得するのは
 私には無理だな」

と思って、独立するのを
思い留めることができます。

私の知り合いの社労士のように。

職員さんが少ない
小さな事務所ほど、
辞められるとダメージは
でかいですね。

ですので、職員さんが
辞めてもダメージが少ない
仕組みを作ると同時に、

辞めさせないような
仕組みを作ることが
大事だなと思いました。
 

ご参考になれば、幸いです。

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