810円の缶詰が売れている理由

2019.06.17


810円の缶詰が売れている理由

あなたは

「なんとかサービスを
 値上げして客単価を
 上げたい!」

と思ったことは
ありませんか?

もし、そうであれば、
今日のブログは
あなたのお役にたてるかも
しれません。

先日、こんな記事を見ました

一缶810円の缶詰が
バカ売れしている

しかも、その缶詰は、
あの吉野家が出している
牛丼の缶詰だそうです。

810円もの缶詰?!
牛丼の缶詰?!

謎のワードばかり
なので、つい興味を
引かれて読みました。

吉野家はこの缶詰を
公式通販ショップで
売っているそうです。

外食や食品って
低価格化が進み、
競争が激しい業界です。

士業の業界とある意味
似ていると常々思って
いました。

そんな中で、
通常の牛丼の2倍以上の
価格で売れている牛丼缶詰・・・

どんな秘密があるのか
興味がありませんか?

実は、高くても
売れている秘密は
単純でした。

それは、この缶詰は
普段食べる用として
ではなく、

非常食用として
買われている

ということだったんです。

どうして非常食用
だと高くて売れるの?

って思いますよね?

それには、消費者の
隠れたニーズがあります。

今の時代、非常事態に
そなえて非常食を買っている
人は多いと思います。

それこそ、缶詰や
カンパンなど。

でも、非常食の欠点が
1つだけあります。

それは、

2~3年で
賞味期限がきて、
非常時でもないのに
食べないといけないこと

です。

実はこれにうんざりしている
消費者は多いようです。

3年に1度、カンパンを
食べないといけないと
思うとげんなりしますよね(笑)

ですから、平時に食べても
美味しいという理由で
牛丼缶詰は売れているそうです。

今回のように、
同じ商品でも、
ニーズが違えば、
違う価格で売ることが
できる例はたくさんあります。

例えば、コンビニ行けば、
80円で買えるペットボトルでも、
レジに並ぶのがめんどくさいという
理由で、自販機で買っている人も
多いと思います。

つまりこういうことです。

ちょっと視点を変えるだけで
高い価格でも売れる方法を
見つけることができる

ということ。

例えば、社労士の場合、
就業規則はこれくらい
という相場感があります。

それ以上の価格で
売ることはなかなか
難しいですよね?

ですが、私は市場の
2倍以上の価格で
売ったことがあります。

どうやったかというと、

就業規則が必要だ
というニーズを、

安定した組織による
店舗拡大というもっと
大きなニーズと結びつけました。

そのための問題点と
取り組まなければならない
課題を洗い出し、

その中で最も
早く取り組むべき課題の
1つを就業規則の作成だ

と提案しました。

すべてのお客さんには、

この問題を解決する
ためには、どれくらいの
お金を払ってもいいか

というお金に対する
感覚があります。

つまり、問題が大きければ
大きいほど、払ってもいいと
思える金額も大きくなる
ということです。

今回の場合、
ただ単に就業規則が
必要だという問題から、

安定した組織を作り、
店舗を拡大するためには、
就業規則が必要だ

と思ってくれたので、
高くても買ってくれました。

このようにちょっと視点を
変えるだけで高く売れることは
たくさんあります。

もし、あなたが
商品の単価を上げたいと
思っているなら、高く売れている
世の中の商品を見つけて、
その理由を考えてみては
いかがでしょうか?

きっといいトレーニングに
なりますよ。
 

ご参考になれば幸いです。

 

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