士業のNTT化

2020.10.14


士業のNTT化

本日は、NTTについて
お話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日、
国内で4兆円規模の
大きなTOBがあると
ニュースになりましたね。

それは、

NTTグループが
NTTドコモを完全
子会社化する

ということです。

菅総理の通信料を
下げる発言など、

狙いとか考察を
専門家の人が
言っていますが、

私が「おっ」と思ったのが、

グループ間の
研究開発を効率化して
もっと効果的にしよう

という狙いがある
ということでした。

どうやら、
NTTグループと
ドコモはそれぞれで
研究開発をしている
そうで、

それを統合して
より効果的に、
世界に戦える企業にしよう

という狙いがある
らしいです。

このニュースを見て
10年以上前の
ある出来事を思い出しました。

それは前職時代に、
NTTグループの
研究開発をやっている企業に
営業に行った時のことです。

当時、話をきいた
人事さんは研究開発を
しながら人事をしている
人でした。

その人曰く、

「うちの会社の研究開発力
 はむちゃくちゃ高い」

「ノーベル賞を何人も出している
 アメリカのベル研究所なんかよりも
 全然高い開発力を持っている」

とのこと。

10年以上前にすでに、

携帯を机の上におくと、
充電ができる技術は
開発済みだったそうです。

その他にも
すごい技術をたくさん
紹介してくれました。

そこで、私は、

「なんで世の中に
 出ないんですか?」

と質問すると、
その人が言っていたのが、

「世の中にないすごい技術は
 いっぱいあるけど、その
 商品化・売り方は、うちは
 弱いから・・・」

だそうです。

その印象がずーと
残っていました。

この話を先日のニュースを見て
思い出したのですが・・・。

士業の方もこのNTT状態
になっているかな?

とふと思いました。

どういうことか?

経験とか知識は豊富
だけれども、
それの打ち出し方が
上手でないので、
なかなか売れない。

という方です。

現在、ネットワークの
会員さん向けに
既存サービスを差別化する方法を
お伝えしていますが、

そこでよく言っているのは、

目に見えないサービスは、
サービス自体で差別化を
するのではなく、

誰がサービスをするのか?

で差別化した方が早い

ということです。

要は見せ方を変える
ということです。

どうしてもサービスを
差別化すると考えた時

「サービス自体」を変えたり、

「新商品」を作ったり、

と、真っ先に考えがちです。

それはそれでいいのですが、

士業のサービスは
どこまで行っても
差別化しにくいものです。

差別化しにくいものを
むりやり差別化してもあまり
意味がないです。

でも、やっている人の
経験とかは全然違います。

なので、

誰がやるのか
という見せ方を?
変えるだけでも
全然変わってきます。

新しいサービスを打ち出すとか
もっと売り上げを上げるとか
客単価を上げるとか

する際には、
「誰がサービスを提供するのか」
を入れて打ち出し方を
考えてみてください。
 

ご参考になれば、幸いです。

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