失敗経験を強みにする方法

2020.03.05


失敗経験を強みにする方法

本日は、失敗経験を強みに
する方法について
お話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日、ネットワーク
会員の特別講座で
自己紹介を作ろう
という講座をやりました。

その中で、
失敗談について
話が出たので、
共有したいと思います。

ストーリーテリング
メソッドって聞いたこと
ありますか?

自己紹介をするときに、
自分の過去の経験を
ストーリーに乗せると
覚えられやすいです。

3分バージョンの
自己紹介で使える
テクニックです。

一番イメージしやすいのが、
ハリウッド映画のシナリオ
なんかです。

ザクっと説明をすると、

主人公が初めは
成功していたけど、
失敗して奈落の底に
突き落とされて這い上がる

これが相手を
引き付けるストーリーの
型です。

映画に限らず、
ビジネスでも
使われています。

その中で、失敗談を入れた
ほうがいいと伝えています。

私の経験を話すと、

前職の採用コンサルを
やっていた時、

ある一部上場の
大手企業のグループ会社の
新卒採用のアウトソーシング
をやっていました。

自社開発のデータベースで
学生の個人情報を管理して
いました。

そのお客さんの
学生の個人情報を
流出したことがあります。

データベースに
バグがあり、学生が
その上場会社のページに
IDとパスで入ると、

なんと、まったく違う
学生の情報が見える
という状態になっていました。

つまり、簡単に言えば、

どえらいことが起こった!

ということです。

当時は、個人情報が
うるさく叫ばれ初めた
頃です。

Pマークができて
2年目ぐらいでした。

社内は騒然・・

相手は上場しているので、
マスコミにも発表されました。

そして、うちは東証の
ホームページに

個人情報流出した企業

としてデカデカと
載りました。

私の部下が、その会社の
営業担当だったのですが、
相手の監査が乗り込んできて
大変でした。

この経験は、ある意味、
奈落の底に落ちた経験
です。

当然、次の年は、
大きなお客さんが
軒並み失注していきました。

ですので、
新規営業を
やらないといけません。

その際に、この
経験をどう使ったかと
いうと、

「当社は個人情報を
 流出した経験がある
 からこそ、どうやって
 流出するのかが
 分かっています。」

「ですので、その経験を
 元に、どうやったら
 流出しないのかを徹底的に
 考えて対策を打っています。」

「おそらく、ここまでの
 対策は流出した経験が
 ないとできません。」

「ですから、当社に
 お任せください。」

ということで
アピールをしました。

そうすると、外資企業を
中心にたくさん受注が
できました。

何が言いたいか
というと、

あなたが通常の
手続き代行を提案
する際に、

「ミスをしません」

とは誰でも言うことが
できます。

ですが、あえて、

こんなミスを過去に
したからこそ、
今はこうやっている

という風に、
過去の失敗を強み
としてアピールする
こともできます。

手続き業務は
早い!安い!だけしか
差別化できない!

と思っているなら、それは
間違いです。

そんなことはありません。

失敗経験も強み
になります。

失敗した人の方が
何となく人間味が感じられて
社長に気に入られやすい
のもありますね。

ぜひ、あなたの
失敗経験を強みに
できないかを考えてみては
いかがでしょうか?
 

ご参考になれば、幸いです。

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